建物の耐久性を高めることができる建築塗装

建物の耐久性を高めることができる建築塗装

新築時には真新しさと美しさで大満足の建築物も、やがて経年劣化と共に見た目にも衰えが見え始めます。
色あせなどだけではなく機能性も低下していくため、必要になってくるのが適切な時期の建築塗装です。
ある程度のお金がかかることから、先延ばしにしてしまうことも少なくはありません。
しかし適切なタイミングで建築塗装をすることで、見た目を美しく変えるだけではなく、建物の耐久性まで高めることができます。
古く見えるのは色あせだけの問題ではなく、住まいの強さも失われてしまうもの、だからこそ塗装を新たにすることが必要です。
塗装をするときにはまず、剥がれたり外壁がひび割れている箇所を補修することから始まります。
下地をベストなコンディションにしてから、塗料を丁寧に塗るのが流れです。
そのため塗装といっても塗るだけではなく、外壁の劣化した部分をきちんと補修することも、一緒に行われるのが建築塗装です。
こうしたステップを踏んで行うため、建築物の耐久性を上げることができます。

一般住宅の建築塗装工事で可能な補修作業の概要

日本の戸建て住宅の場合、約8年に一度は外壁や屋根の塗り替えが必要だと言われます。
建築塗装とも呼ばれるもので、これらの箇所は常に雨風にさらされていて、さらには直射日光も受けています。
非常に劣化しやすい箇所であり、しっかりと補修をしないと住宅全体に不具合を生じる恐れもあるでしょう。
簡単に一般住宅の建築塗装工事で可能な、補修作業について見ていくことにします。
まず施工プランで標準に含まれているのが、コーキングという作業です。
壁にある亀裂をシリコンで埋める作業であり、外壁の洗浄を終えたら必ず実施されます。
さらにサイディングというプレートを張り付けている外壁であれば、欠けているプレートの取り換えも実施されるのが基本です。
あとは全体に塗料を3回に分けて塗っていき、全体が完成します。
建築塗装に最適な時期は5月から8月の間で、夏だと短時間で乾燥をさせられるので良い仕上がりで引き渡しをされるものです。

筆者:牧原宏樹

筆者プロフィール

北海道釧路市生まれ。
ご近所トラブルにならないよう、着工前に工事内容などを説明しました。